ひたすらに顔が良い人の話

私がKAT-TUNを好きになったきっかけは、ごくせんです。

赤西仁を好きになったことがきっかけでした。いつの間にか中丸が1番になっていたけど、彼はいつもカッコよくて魅力的で、何より彼のセンス?が好きでした。

 

赤西がKAT-TUNを脱退した時、事務所を退所した時、結婚した時。タイミング的にKAT-TUNが会見をするような時と重なりがちで、「なんでこのタイミングでやらかすのか?」って思って、彼を煙たく感じていました。失敗して痛い目に遭えばいいとさえ思っていました。

 

それから数年経ち、SNSで流れてくる画像を見かけることが増えました。悔しいけど顔がいい。おしゃれ。悔しいけど、改めて彼のセンスが好きだと思い知らされた気がしました。それから気になってネットで赤西の動画を見ると、やっぱり彼の作り出すものが好きだなーと。曲もライブの空間もMVも好きだったし、何よりやっぱり顔が良かった。笑

KAT-TUNも形を変えて、私もいろんなことを許容できる年齢になってきたこともあり、赤西の音楽を普段から聞くようになりました。そんなときにツアー情報。すごく迷ったけど、とりあえず申し込んでみて、チケット取れたら行ってみようといういつものスタイル

 

前置きが長くなりましたが、19日に赤西のドキュメンタリーを見に行ってきました。

元々ライブに申し込んでた組です。老若男女問わずいた気がする。男性だけもいたと思う。かっこいいよね、赤西。

 

感想は、単純にすごいと思った。

「才能」や「センス」という言葉で一括りにしてはいけないと思うけど、でも私のような凡人にはない感覚、そしてそれが凡人にもすごいと伝わるものを作れるセンスや才能を感じずにはいられませんでした。いやー、すごかった。長々と書いた通り、ソロになってからも活動を見てきたわけでも応援してきたわけでもないので細かいことはわかりません。努力もしただろうし、悩んだりもしただろうしね、わかんないけど。でも、センス?感性?ってその人にしかなくて、そこを努力で磨けるのはほんのすこしだと思うんです。そのすごさを感じられる2時間でした。

そしてね、ずーっと顔がいい。二日酔いでも、ヒゲ生えてても、アップでも引きでも、どの瞬間も顔がいいってどーいうことだろ。笑

あと、私的には左手の薬指の指輪が、無性に色気を放っていて悶えました。笑

 

製作現場ではスタッフとの会話はほとんど英語でした。日本語より流暢。「あたたかい」って一度も滑らかに言えてなかった。笑  ナレーションもちょこちょこと赤西らしさが出てて笑えた。その辺の笑いのセンスもクレバーなんだよなー、憎いわーと思った。

音楽も映像もライブも、作ってる段階での赤西の確固たる理想があって、それをどうにか実現するために妥協してなくて、結局全部自分でやりたくなっちゃう下り。「だよね」って納得できたし、「はぁー、さすがだわ」って感心もした。ライブの演出やライティングに関しては頭の中どうなってんだって思った。近未来を表すような演出、ライティング。KAT-TUNもだけど、演出の中に必ず自分たちが含まれていて、衣装やタレント自身がその中に埋もれることもなく主張することもなく考えられている気がしていて。赤西はその中で自分がどんな表情でどこを向いてどう歌えば絵になるか、設計図ができてるんだろうなぁ。résuméの斜めになる照明とステージ、衣装、赤西の歌う姿のバランスの良さは、画像で見たとき鳥肌が立った記憶がある。金かかりすぎて怒られたらしいけど。笑

昔作詞した曲を歌うのは恥ずかしいと言っておきながら、ムラサキとcareを歌詞付きで長めに映像に入れてました。なぜか、泣きそうでした。そしたら私より先に泣いてる方がいました。「うわぁ…」って声が漏れちゃってる方もいました。ね、なるよね、シンドかった。

 

 

ライブじゃなくなって、行くかどうか迷ったんだけど、やっぱ行ってよかったです。そりゃ、赤西がいて歌って踊ってっていうのを見れたらベストであることは間違いないんだけど。次はライブが見たい。もっと楽しみになった。

15年前大好きだった赤西に会えることになったらまた泣くなー、きっと。笑   

 

元ジャニーズ、元KAT-TUNだから、それだけで過小評価されたり毛嫌いされたりもしてると思うけど、わたしは純粋に彼の作る音楽や映像やライブはすごいと思うから、もっと純粋に彼が評価されてほしいなーと切に願ってます。