15周年を終える前に書いておきたいこと

もうすぐKAT-TUNはデビュー16周年を迎えます。

率直な今の気持ち。

 

15周年を迎えた去年の今頃、嬉しい半面不安もありました。

KAT-TUNは5周年である2011年は東日本大震災により予定されていたコンビナートツアーは中止。10周年である2016年には3人体制になり5月の東京ドーム公演を最後に充電期間に突入、2年間グループ活動を休止。

2018年から再開するんだけどとにかく低浮上。2020年までの3年間でシングル1枚、アルバム2枚、それぞれアルバムを引っ提げたツアー、目立ったグループ活動はそれだけです。ライブDVDは記憶が薄れたころに発売される冷遇具合。グループの冠番組(タメ旅)があったことが唯一の救いでした。

2020年はコロナの影響もあったけど(例の事件も関係している?)、リリースもなくJr.ですらやっていた配信ライブもなくてほんとに空白の1年。悔しかったし苦しかった。

数字でいうとFC会員数やCDの売り上げもなかなか振るわなかったのも事実。人気がないから推してもらないのか、推してもらえないから数字が振るわないのか、何度考えたかわからない。こんなにファンが離れて行ってしまうなら充電期間なんか必要なかったんじゃないかって思うことも多かったです。

そんな数年の活動を見ているとほんとに15周年盛り上がるのかめちゃくちゃ不安でした。事務所やレーベルはアクティブに活動をさせてくれるだろうか…。それに加えて、「15周年を走り切りたい」「この1年悔いのないように」とこれからのことを言葉にしてくれなかったので”15周年走りきった先にグループの活動を終えるようなことが待ってるんじゃないか”という恐怖感もありました。

 

15周年イヤーのKAT-TUNの活動はほんとに大満足で、何度嬉しくて泣いたかわからないくらい。けど、どこかで15周年が終わった後の不安と恐怖がずーっと残ってました。

この不安がなくなったのは最近のこと。

2022年になって翔君とのコラボ曲CRYSTAL MOMENTが冬季スポーツ中継のテーマソングになることがわかり配信もスタート、アルバム発売、ツアー発表があって、2月後半からの怒涛の供給祭り。アルバムリード曲のクオリティの高さとMVの完成度がエグくて、やっとマイナスな気持ちが消えました。「Ain’t Seen Nothing Yet(お楽しみはこれから)」ってタイトルの意味を知ったとき、トリハダ立ったしカッコよくて嬉しくて涙が出ました。

 

ジャにので中丸くんが新規を獲得し(少なくともKAT-TUNに興味を持ってくれる人を増やしてくれた)半年でFC数が2万近く増加、CDセールスも2作品とも20万超え、紅白歌合戦にも出場するなんて。1年前は考えもしなかった。

数字的にはY&J世代にはだいぶ離されてしまったし、若手グループの勢いはすごい。けど、15周年でこんなに勢いが生まれるとは思ってませんでした(ごめんね…)。

 

番組のなかで「グループとしてしかたどり着けない場所に多くいけないとキツくなってくる(ニュアンス)」と亀梨君が話していて、言葉の意味がなかなか捉えきれなくて不安がありました。紅白歌合戦に出て「また出していただけるように頑張らないとね」っていう言葉を聞いてやっとさっきの言葉の意味がわかったし、もう少し未来を信じて楽しんでもいいんだなと思えました。

 

 

今、15周年イヤーの終わりを迎えようとしてます。

先日3/22配信ライブのDVDを見たとき、前だけをみて走ってきてくれた3人の強くて大きな姿に胸がいっぱいになりました。ほんとにカッコいい人たち。

「永遠を信じてやっていくのは違う」「1年1年どうなるかわからない」「年齢のこともあるしどこまでできるか」と本人たちが名言している以上、看板を下ろす日がいつか来ると覚悟しながら応援しないといけないと思う。でも、やっと順調にグループの活動ができている今、もう少しだけ夢を見せてほしいという気持ちがすごく強くなりました。本人たちも同じ気持ちでいてくれていると嬉しいな。

 

まだまだこれから。

これからも3人の背中を追いかけます!