「その日」はなんの前触れもなくやってきた
KAT-TUN、中丸雄一が結婚した。
1/16 16:00すぎ
FCメールがきて血の気が引いた。血液が逆流するようなあの感覚。
「脱退」「独立」「解散」
頭の中にまずこの3つの言葉が浮かんできた。
な、中丸雄一からのお知らせ…???えっ…???
け、ケッコン…?!?!
頭が真っ白になった。
とりあえずTwitter(と呼ばせてくれ)を開いてみたけど言葉が出てこないし、自分がどういう感情なのかもわからない。ただただ心拍数が上がっていくだけ。
そこから勤務終了までの2時間、すっかり気が動転してしまって仕事なんかできるハズもなかった。
はぁー…ついに結婚…
いつかはこの日がくるだろうと思っていながらも覚悟なんかできるわけもなくて。
日々私たちに楽しい時間や幸せな気持ちを提供してくれるアイドルたちが、ファンや仕事を優先させた結果、一生を共にしたいと思った相手と結婚できず孤独に人生を終えるなんて、そんなことあっちゃいけない。プライベートも幸せであってほしい。
そう思いながらも、心のどこかで結婚なんかしないでよと願っていた気がする。
私は結婚して1人の人間として生活を充実させてるのに推しに結婚しないでなんて…自分勝手すぎる。
中丸くんを応援するようになって20年余り。日々カッコいいかわいいと騒いでいるけどリアコからは卒業したと思っていた。(ただ、リアコを拗らせていた過去はあるので、リアコのDNAが目を覚まして発作を起こすことは度々あった。)なので、結婚したと聞いて「嘘つき」とか「騙された」とか「笹崎そこどきな」とか、そんな風には思わなかったし、お知らせから時間が経った今も思ってない。
でも、リアコではないとはいえ20年近く追いかけてきた存在。なかなか素直に「おめでとう」が言えない自分がいた。
寂しい。
結婚しちゃったことがただただ寂しい。
置いていかれちゃったような、そんな気持ち。
でも、中丸くんもいっぱい悩んで決断したことだと思う。離れていくファンがいることだって、複雑な気持ちさせてしまうことだって、全部わかってると思うから。先先代社長の教えを大切にしながら、アイドルでいることにも事務所のブランドにも誇りを持って頑張ってきた人。やっと自分自身の幸せと向き合ってもいいと思えるタイミングになったんだ。とっても寂しいけど、ちゃんと「おめでとう」って言わないといけない。
あと、少し諦めがついた。
それがまた寂しい。
私はKAT-TUNというグループが大好きで、もっと大きくなってほしいもっと売れてほしいって思っていた。けど、中丸くんが結婚したことでKAT-TUN側がグループとしてこれ以上成長することを目指してないんだなと感じた。それがなかなかメンタルを抉ってくる。亀梨くんがソロプロジェクトを立ち上げて個人でYouTubeを始めた時点でグループの在り方が変わっていくんだろうなと思っていたんだけど…こんなに早く答え合わせをする日が来るなんて思ってもみなかった。(個人の見解です)
中丸担は15周年以降にファンになった人が多い。担歴が浅い人は熱量が高い分冷めやすい傾向があるので降りる人も多いんだろうなと予想してる。掛け持ちしてる古参組も一気に降りそう。
個人でYouTubeも始めるし、単行本発売もこれから。そんなタイミングで結婚発表なんかしたら数字が伸びないことくらいわかってるはず。しかもお渡し会もある。それでもこのタイミングってことは数字は気にしないってことなんだろうなと思った。
少しでもと思っていた動画再生数や売上もこれからはそんなに気にする必要はないんだな…
もっと売れて欲しかった。
毎年ドーム公演をやるようなグループになってほしかった。
これからも変わらず応援していくかはまだわからない。
失恋したときのようなダメージをわりとしっかり受けてるので、今は顔も見るのも声聞くのも勇気がいる。依存しないようにと思っていたけどしっかり依存してたみたい。
それよりも、結婚したことで中丸くん本人に批判や誹謗中傷がぶつけられる可能性があることが心配。
今のところほとんどの人はSNSに投稿する言葉をしっかり選んでるし冷静に行動してるように見える。でも変なオタクもいる。ある程度の批判は想定内だと思うけど、中丸くんが叩かれたりするのは見ていられない。
中丸くんには笑っていてほしいし、幸せであってほしいから。
最後に心からの愛と感謝と尊敬の気持ちを込めて。あ、一回しか言わないからな!
結婚おめでとうございます。
銀河イチ幸せになってください。