RIDE ON TIMEの感想

RIDE ON TIMEを見て思ったこと。

 

ほかのグループについては知らないから比較するつもりもないんだけど、KAT-TUNってやっぱすげぇな、カッコいいなって思った。KAT-TUNKAT-TUNであることへのプライド。そこについて3人から発せられる言葉を受け取る度に惚れ直す感じ。好きで良かったなぁと誇らしくなる。

アルバムやライブを作る上での考え方、メンバーのスタンス、こだわり、いろんなものを見ることができて嬉しかったです。

編集の時系列が「ん?」ってなったり、「ここ必要か?」って思ったりする場面はちょこちょこあったけど、KAT-TUNを知らない人が見ることを考えたら仕方ないのかなーと思ったり。あとは、最後にカメが「アイドルだから裏側を見せることには否定的な考えを持ってる」的なことを言ってたのと、メンバーが言葉少なめな人たちだったから、編集が難しかったのかなって思ったりもしました。

 

ライブやアルバムの打ち合わせの様子は、何度見てもシビれる。

2013のカウコンで密着したシューイチでも感じたけど、あの打ち合わせに絶対居たくない。笑 当然の如くメンバーで意見割れるし、みんな引かないし、答えを出すのがめっちゃ大変そう。それだけ一つの作品を作ることに対して、真剣に良いものを作ろうとしてくれているからってのはわかるけど、すごいしんどいだろなと思ってる。笑

意見の出し方や考え方もそれぞれ。自分の頭の中に浮かんだことを擬音や体、いろんな方面から発信していく感覚派のカメ。お客さんの視点を常に考え、論理的に自分の意見を発していく理論派のゆっち。冷静に言葉を選びながらも内から情熱を煮えたぎらせるたっちゃん。私にはそんな風に見えました。

 

いろいろ心に残ったことがたくさんあるんだけど、どうしていいかわからないので箇条書きします。

 

・ライブ演出への考え方

お金を掛けたらいろいろできるけどそうじゃない、みたいなの。そこからもうひと工夫したいとか、アナログ感が欲しい、みたいなの。KAT-TUNライブといばド派手な特効だけど、その部分があるからより際立つものがあるんかなー。

・CAST

「こっちからメッセージを届けるみたいなのはもう必要ない。次の段階へ進まないとまずい気がする」的なのをカメが言ってて、そこに静かにうなずく2人。みんなそう思ってるの、めっちゃ好きなKAT-TUN。たしかに「大変だったけど、ここまで頑張ってきたよね!」的なセンチメンタルな感じは必要ないし、なかったからこそ「ただひたすらにカッコいい」って真っ直ぐにライブの空間を楽しめたんだなと。前に進む強さに心臓掴まれる。

・振付師が怒られたエピソード

「フリを固めて揃えてたら、フリをそろえんじゃねぇ!あいつらのよさを消すんじゃねぇって怒られた」って。フリが揃わないの、オフィシャルだったんだなっていう衝撃。たしかに、振付師側からしたら揃える方が簡単かもしれないなぁ。ダンスで個性を光らせるって大変そう。いや、間違いなく大変だわ。そんな所でも前例がない道を突き進んでいるんだと知って、また好きになりました。

・手紙の現場

あの役をやりながら、バラエティとかアイドルの現場とかをやっていたのかと思うと、ほんとに尊敬する。頭の切り替えがちゃんと出来ないと成り立たなくなってしまいそう。クライマックスシーンの撮影翌日にはアルバムのレコーディングが控えていて、でも音源届いてないし、でも大事なシーンの撮影があって。私ならもっと当たり散らしてる気がする。笑  そんなピリついてる時に話しかけるスタッフさん、怒られるの当然だわ。笑  すごく貴重な瞬間を見た気がしました。私たちの見えないところで頑張ってる姿が胸に刺さりました。

・イスに座らないゆっち

まじ、面倒くさい。笑  でも、あれがゆっちなんだよなーって。少しでもリスクになり得るものは排除していくスタイル。笑

・歌詞作り、ライブの演出づくり

PCやiPhoneからゆっちの頭の中が少し見えました。きっと、いろいろと詮索されるのイヤなんだろうなーと思いながらも気になってしまう。ほかの仕事をしながら、ライブに使えそうなヒントを探して書き溜めてるのがヤバイ。より良いものを、前回を超えるものを作りたい、見せたいという熱量。ほんと好き。

・CAST打ち合わせ

少しでも疑問を持った部分や自分が感じたことは意見を出していくスタイル。目の付け所、意見の角度は三者三様だなぁと。

それにしても、ゆっちはいろいろぶっ込むね!きっとそれがスパイスになってるんだと思うけど。まとまりかけたものを壊しながら進めないと見えないものがあるっていうのは、そういう経験をしたことがあります。発言力のある人の言葉だけが突っ走ってしまったりしがちだしね。

寸前にゆっちが演出に変更かけたいってぶっ込んできても、それに対して何ができるか、どうしたらいいか、逃げずに向き合って結論を出していく姿勢はほんと尊敬する。長い付き合いだし、動くお金の規模が私の住んでる世界とは違うから当然といえは当然なんだけど。ハッとさせられることが多かったかなぁー。

 

みたいな感じ。

 

私物とか使ってるアプリとか特定する人がいて、いたたまれない気持ちになったりもしたんだけど、作品が私たちに提供されるまでどれほどKAT-TUNやスタッフの方々が努力してくれているかを知ることができるのは嬉しいこと。

 

UNIONのDVDはまだだろうかー?早くー!

と、改めて思った。

ちゃんと撮れてなかったのか?早く出してほしいー!