ごく出は永遠の新規

今年、充電期間だったKAT-TUNが再始動しました。

復活ライブで初めて東京ドームに遠征しました。

「わざわざ東京行ったの!?」と姉にキチガイ呼ばわりされ、若干自分でも感じてたけど、でもそれでも行きたいと思ったし、行って良かったと思いました。

 

 

夢にまで見た東京ドームのライブ。

その夢が実現してみて、とっても感慨深いものがあったので、KAT-TUNに出会ってからこれまでを振り返ってみたいと思います。

 

 

 

 

ジャニーズにはずっとお世話になってます。先に姉がキムタクにハマり、その影響を受けた形です。キムタクから始まり、キンキ、V6とジャニーズが出るテレビ番組はほとんど見てたし、アイドル誌も買ってました。特にキンキが好きでした。

Jr.黄金期と呼ばれる時代にはタッキーを中心としてたくさんのJr.がテレビに出ていて、例に違わずJr.も追いかけてました。

とはいえ、私は田舎に住んでたし、まだ子どもでお小遣いもほんの少しだったので、コンサートなんて夢のまた夢のさらに夢って感じでした。テレビ番組をみたり、雑誌買ったり年に何度かCD買ったりする程度に楽しんでました。

 

その後、バンドブームがやってきて、しばしジャニーズから離れました。ジャニーズの動向も気にしてはいたけど、主に聞いていた音楽はロックでした。今思えば、ロックを聞いていたこの経験があるから、カッコイイ曲、ロックな感じとかが好きなのかもしれません。

 

バンドブームが衰退した頃、私は学校も部活等で忙しくてテレビの中の世界と遠ざかっていました。で、クラスの同級生のペンケースに茶髪で色白の男の子2人の切り抜きが貼ってあって「だれ?」ってきいたら、「赤西くんと亀梨くん」って言われました。ジャニーズJr.だと言われました。数年前まではジャニーズに詳しかった身なので知らないのが悔しかったのか、「へぇー」って冷めたリアクションをした記憶があります。

よーくその2人の顔を見るとめっちゃイケメンだったんだけど、すでに「ジャニーズを卒業した」と思っていた私は、カッコいいと認めるのが怖くて強がったのかなぁとも思います。笑 でも、この時点で沼落ちのフラグは立ってますよね。

たぶん、それと同じ頃なんだけどたまたまMステに出ているキンキを姉と見ていたら、「ダンサー KAT-TUN」との文字。2002年くらいだったと思います。「カットタン?カツン?なんて読む?」といっしょに見ていた姉と笑っていた記憶があります。

 

その数年後です。ごくせん2。

ごくせん1を見てたので、続編をやると知って楽しみにしてました。

出演するキャストを確認するとめっちゃイケメンの2人。見覚えのある「KAT-TUN」の文字。そして、聞き覚えのある2人の名字。「あれ、あの時のあの2人が、あのグループの人たちなのか?」と、なんとなーく繋がりました。ここではじめて、KAT-TUNKAT-TUNとして認識したような気がします。

 

そしてタイトルの通り、ごくせん2で仁亀にドはまりしました。

いやー、でもごくせん2の勢いはほんとに凄かった。

なんだろ、贔屓目もあると思うけど亀梨くんも赤西くんも演技が上手だったし、圧倒的ビジュアルであらゆる世代を沼に引きずり込んでいった印象。役も合ってたなーと思う。竜のちょっとスカしてるけど責任感が強い感じも、隼人のクラスのカリスマ的存在で仲間思いなのに照れ臭くて強がる感じも。

 

そしてNHKのとある番組の存在を思い出しました。

かつて放送されていたMusicJumpなんだけど、ジャニーズを離れるちょっと前に「ザ・少年倶楽部」という名前に変わった。その頃は、タキツバ、嵐、渋谷横山村上、山P、斗真君とか、ほんとに黄金期を支えたメンバーがメインで出てました。録画していたMJを細かくチェックすると入所したばかりのKAT-TUNメンバーもちょこちょこ映っていました。

まだやってるのかなと新聞のラテ欄を確認すると番組が続いていた!!!緊張しながらリアタイしてみるとスタジオではなくホールで撮影に変わってるし、KAT-TUNが前面に押し出されていてすでにデビューしていた山Pとか関ジャニがゲスト的な感じになってて。KAT-TUNの人気ぶりを目の当たりにしました。

みんないい感じにチャラついててかっこよかったー。

 

当時、最押しは赤西くんでした。仁亀どっちも顔がよくて選べなーいっていうスタンスではあったけど、どっちかといえば赤西。なんせわかりやすく一番人気にハマる人なので。色っぽいし、歌上手いし、ダンスも上手い。けど、ちょっとおバカな感じ。どストライク。

少クラを見るようになってKAT-TUNそれぞれの名前やキャラクターがわかってきて、気が付けば赤西田中中丸の3人でガチャガチャやってるのがすごい好きだったし、赤西中丸のやり取りがすごく好きになっていました。当時の中丸くんは今よりもーっとテンション高めでおチャラけキャラで、誰よりもボケて突っ込んでました。しかも、裸にジャケットの衣装が多かった。笑

赤西くんはわかりやすくカッコいいし大好きだったんだけど、中丸君がみんなに弄られてる感じとか当時よくやってたニーっていう笑顔とか、何より中丸君のダンスがめちゃくちゃかっこよくて気が付けば中丸推しになってました。

ごく出、赤西スタートの中丸担の誕生です。

 

KAT-TUNの快進撃はほんとに凄かったです。

仁亀のドラマも面白いのばかりで、人気は右肩上がりでした。社会現象だったよね。

少クラや歌番組を録画しては、何度も何度も見ました。ここのゆっちがカッコいい、ここの仁くんがカッコいい、ここの亀ちゃんがカッコいいって1人でキャーキャー言ってました。

 

 

そうこうしてるうちに、デビュー決定。

街のあちこでリアフェが流れてたし、テレビでKAT-TUNを見ない日もなかったと思います。

未だにリアフェのイントロのチャララん♪を聞くと、大学に入った頃を思い出します。不安だったなー。友だちもいなくてやることがなくて、KAT-TUNばっかり見てたな。笑

 

あの頃のKAT-TUNは本人たちもファンも荒れてた気がします。亀梨くんが休みなく働いてたり、ファンがどんどん過激になっていくから仁くんからどんどん笑顔が消えてて。

 

デビューして半年後に仁くんが留学。一気に世間のKAT-TUN熱が冷めた印象。ちょうどこのくらいから日常生活が忙しくなって私もKAT-TUNから少し離れていました。正直なところ、仁くんがいないKAT-TUNにパワーダウン感を感じて私も少し冷めていった気がします。

 

そこからしばらくは、KAT-TUNにかける時間が少ない期間が続きました。cartoonKAT-TUNは見てたし、新曲が出れば音楽番組も見てました。でも、亀梨くんのドラマもあんまり見てなかったし、仁くんが帰ってきても有閑倶楽部はみなかったし。前ほどの熱はなくなっていました。

 

KAT-TUNにまた注目し出したのは、仁くんの脱退説が浮上してきた2010年。

ちょうど亀梨くんがヤマナデの実写をやるって聞いて、好きなマンガだったからものすごくテンションが上がりました。そんな矢先に春からのツアーは5人でやるとか新曲も5人で出すとか雲行きの怪しい噂が出ていて、「ウソでしょ?」って心配になったのがきっかけだったと思う。皮肉な話。

当時としては割と新しい方向性だったD-MOTIONで、なんとなく勘付いてしまった。きっと、仁くんがやりたいことはこーいうことなんだろうなって。最悪の結果があり得るなーって。半年後に最悪の結果が起こるんだけど。

正式に5人になることが発表されたときはショックでした。予想しててもショックでした。KAT-TUNにいたってやりたいことはできるでしょって思った。5人を見れば見るほど、空いた穴は大きく感じました。

 

また注目し始めた頃にはネットの動画サイトがだいぶ発展していたので、知らなかった期間を埋めるようにKAT-TUNの動画を検索する日々が続きました。

女王魂の衝撃。いろんな意味で。

6人時代で一番安定してた時期なんじゃないかと私は思ってます。オープニングのTABOOのオーラ、ゆっちソロが胸キュンすぎるし、SIX SENSES→hell noがカッコよすぎるし、最後海賊船の形したムビステでめっちゃ優しい曲歌うし。全部かっこよかった。いくつになっても私はこの人たちの作る世界が好きで、この人たちが好きなんだって思いました。

この頃にはもう働き始めていたので、「いつかライブに行ってみたいな、いや、いけるんじゃないか。行きたいな。」と思うことが多くなりFCに入りました。

夢のまた夢だったライブが近づいた気がしました。

 

デビュー5周年である2011年は東日本大地震によりツアーが中止。2012年のCHAINがライブ初参戦でした。私がKAT-TUNを知って、応援し始めて(ブランクはあるけど)8年が経っていました。申し込むとき、抽選結果を電話で聞いた時、ライブ前日、開場前、開演前、全て心臓が飛び出そうなくらいドキドキしてました。

目の前に5人が並んで出てきたときは、涙無しには見れませんでした。夢にまで見た瞬間が現実に起こっていました。ゆっちって細いと思ってたけど意外と体に厚みがあってドキッとしちゃうなとか、じゅんののスタイルの良さとか、火薬の匂い、炎の熱、セットの迫力、ライブでしか感じられないものがたくさんあるんだなって思って感動しました。ムビステと照明器具が一緒に動いてきたときはトリハダでした。

 

もう、これからも変わらず応援し続けていけると思ってたのに、1人減り、また1人減り、記念すべき10周年には3人となり、充電期間という特殊な期間に突入。

聖くんもじゅんのもどっちもバカすぎて、「KAT-TUN最近いいね」って一般の人にも思われてきたタイミングでいなくなるから、その度に何してくれてんだよってほんと呆れたしがっかりしたけど、残された人たちがKAT-TUNKAT-TUNとして残してくれたおかげで今もずっと好きでいられています。

 

本人たちが誰よりもKAT-TUNらしさにこだわりがあって、プライドを高く持っている人たち。マイナスなことがほんとよく起こるけど、ここぞって時にはいつだって「KAT-TUNらしさ」全開で私たちの前に現れてくれる。さすがに聖くんが別人みたいになった時は心配になったけど、4人になった年のカウコンで1曲目GIMME LUVカマしてきた時も、3人になることが決まってもシングル2曲出してくる攻めの姿勢も、充電空けてリアフェ#2でラップ復活させたのも、ほんと、そーいうとこね!ってなる。完全に手のひらで転がされてるなって思うけど、それが少し誇らしかったりします。

 

充電期間中はたっちゃんが「一緒に戦ってください」って言ってたけど、前半は戦いだったなーと。3人の新しい情報が出てこない中で他のグループに新曲、ライブ、ドラマやバラエティ出演といった情報が次々出てきてヤキモキ。羨ましかったり、妬ましかったり。(あまりにも何もないのでEXOにちょっと浮気しちゃったよ。笑)

でも、後半?2年目はドラマとかソロコンとか、いろいろ楽しめたのでだいぶ楽になりました。グループの活動がない間私も充電したので、行ったことのなかった東京ドームに行こうってすぐ思えました。

 

復活ライブは東京ドーム。復活ライブが東京ドームって。カッコよすぎる。

復活ライブに行ってみたくて、試しに入れてみたらチケットが取れてしまったので1人で行きました。すごい心細かったけど、ほんとに行って良かったと思いました。久しぶりのSHE SAIDがカッコよすぎてシビれました。古い曲も新しい曲も、3人でめいっぱい楽しませてくれました。みんな言ってるけど、エモくならないライブ、らしさ全開のライブにしちゃうんだから、ほんとそーいうとこ。

 

 

いろんな方のブログを読ませていただいて、アイドルとのいろんな形の出会いやアイドルへの思いなどを教えてもらいました。わかるわーと思うような方もいたり。一方的に読んでるだけなのに、なぜか同じような気持ちを持ってる方のブログを読むとスッキリする感じがあって、私もどこかの誰かにそんな気持ちになってもらえたらなと思って長々と書いてみました。

文章が下手で読みにくいのに、読んでくださった方がいたならとってもありがたいです。

"ごく出は永遠の新規"って言葉をどなたかのブログで見て、そんな言葉あったなって懐かしい気持ちに。人気になってほしいけど、ミーハーみたいなヤツは受け入れない、みたいな。なんとなく気持ちはわかるけど、みんな必死だったんだなーって。笑  いいじゃんね、ミーハーだって、なんだって!

 

ツアーもあり、アルバム発売もあり、今度はどんな面白いことをしてくれるのか楽しみです。

遠回りしてばっかりだけど、みんな頑張ってたらそれでいいよね!