道民

です。

 

寝ているときにガタガタと音を立てて地震が起きました。

たった数秒、1分も満たない間だったと思うけど、「あ、揺れてるなー」→「怖い怖い、めっちゃ揺れてる…!」と色んな感情を持ちました。

体感としては、25年前の奥尻地震の時の方が揺れたような気がします。実際震度も大きかったのかも。場所が違うからなんとも言えない。しかも、当時は私も小さくて初めて経験する地震だったから、強烈に覚えてるだけかもしれないけど。

 

揺れが収まってテレビをつけたら、苫小牧が震源だってやってました。旦那と「けっこう揺れたね。珍しい場所が震源になってるね」なんて会話をしてまた寝たんだけど、1時間後に突然電話が鳴りました。職場からの電話でした。その電話で初めて停電になっていることを知りました。

その日、4時半出勤、7時退勤。

私は病院の栄養士をしているので、食事の対応に1日中追われました。ガスと水が生きていたのでどうにか食事を出すことはできたんだけど、やっぱり大変。17時過ぎに電気が復旧したのでこの時間に帰れたけど、しなかったらもっと遅くなってたと思う。

 

自宅にはまだ電気が復旧してませんでした。

懐中電灯なんてなくて、活躍したのがペンライト。ありとあらゆるペンライトをかき集めて生活しました。

その中でも異彩を放つUNIONライト。噂には聞いていたけど、ほんと明るい。そして、オブジェにできるようになってるので、テーブルに置きっぱにできる。ほんとに便利だった!

ペンライトが災害時に役立つことはSNSでよく流れてたけど、それを見たゆっちが災害時にも使えるようにって意味も込めてオブジェタイプにしたんじゃないかと勘ぐってしまうくらいすごかった!

EXOのライトも白くて使いやすかったです。CHAINとカムヒアのライトがどこを探しても見つからなくて…CHAIN白かったから使いたかったー。停電には、ペンライト何本あってもいいと思う。ライト、バスタオル、パーカー、うちわ、Tシャツ、…SNSでも見かけたけど、まとめてツアーバッグに入れたらそれで一つ災害グッズになりそうなので、まとめておこうと思いました。

 

家から地下鉄ひと駅隣の付近に住んでいる旦那の実家には、早々に電気が復旧していました。なのでシャワーを借りに行きました。ありがたかった…ほんと。

仕事の帰りに家から二駅隣の弟の家に寄ったら、街全体が真っ暗。どこよりもひどい?すごい?停電。インスタントラーメンをたくさん持ってるっていうんで少し分けてもらって、無事を確認して帰りました。

結局、翌朝には我が家の電気が復旧。電気が使えるってほんとありがたい。弟の家はその翌日に復旧。さすがにかわいそうなので、シャワー貸しました。お互い助け合える距離に住んでて良かったなと。

 

北海道は、というか札幌はありがたいことに地震が少ない場所です。自然災害も少ないと思います。

何かあったら困ると思って、災害時に役立つ知識をふわっとでも持つようにしてましたが、体験しなきゃ気づかないことがたくさんありました。

特に感じたのは、ラジオって大事。いつもはスマホで情報収集してるけど、電池切れが怖くてなかなか使えなくて。そうなると外の情報が全く入ってこないんだよね。私はまだ仕事をしてたので外がどういう状況か把握できてたんだけど、弟は何もわかんないって言ってました。

 

今回は停電になっただけなのに、ものすごくいろんな弊害が出て大変だと感じました。

水道、ガス、止まってる地域もあって、住む家がない方もたくさんいらっしゃってて、自分のところの災害ですっかり忘れてたけど関西ではまだ停電が続いてたり。

言葉なんて必要ないのかもしれないけど、早く平穏な日常が戻るといいなと心から思います。